ベジタリアン(菜食)という言葉ですが、皆さんはどれくらいご存知ですか。言葉だけでは聞いていても、なかなか実態を知らないでいる人が多いのではないでしょうか。そういった疑問に答えていきましょう。
なぜ今、ベジタリアンか?
肉食の動物には、肉食に適した歯や爪が備わっています。しかし、人間には生きている牛を割いて食べる機能はありません。表面的なことだけではなく、消化器官も同じで、肉や魚のように繊維の含まれていない食べ物を長時間体内に留めてしまうと、腸内は腐敗による大腸ガンなどを招いてしまう恐れがあるのです。また、化学処理工場的な役割を担う肝臓にも、余分な働きを無理強いさせオーバーワークにさせてしまうのです。何事も、オーバーワークはいけませんね。たとえば会社での残業が続くと、私たちは体力的にも、そして精神的にもダウンしてしまいます。内蔵器官もそれと同じことなのです。
人間に与えられている食事とは、自分の姿、手や歯を見ただけでも明白ですね。
野菜だけで、何が作れるの?
ベジタリアンと聞いただけで、ウサギのようにただただ、野菜だけをポリポリポリポリ食べていると想像しませんか。違います。例えば野菜、豆、ナッツ、フルーツを使っておいしいデザートを作ります。カフェインや精製された砂糖をまったく使わないデザートです。また、チーズなどの乳製品を使わないでピザができてしまうのです。もちろん、化学調味料を一切使いません。素材のそれぞれの味をうまくひきだして作るメインディッシュも含め、レパートリーは数に限りがありません。これは、あらたな大発見ですね。
ヘルスプログラムでは、そんなベジタリアン料理をNEW STARTと共に実習を通して学ぶことができます。
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