人はイエス様を信じ、聖霊の神様をお受け入れする時、イエス様のお姿に似て来ます。霊的状態が回復してくるためです。

これはまた、逆からの流れもあります。私たちがどのような環境にいるのか? どのような生活習慣を持っているか? 何を食べたり、飲んだりしているか? 何を聞くか、何を見るか、何を読むか?によって、霊の状態も影響を与えます。

 

『ナショナル・グラフィック誌2005年11月号・長寿の極意』の記事をインターネットで開いて、感銘を受けました。

写真家デビッド・カウレーン氏が長寿の文化を訪ね、沖縄、イタリアのサルデーニャ島、そして米カリフォルニア州ロマリンダを訪れます。

インターネットではそれぞれ、長寿文化の秘訣が説明され、最後に“The Seventh Day Adventist’s Way”として米ロマリンダのセブンスデー・アドベンチストが紹介されました。次のように要約できます。

「セブンスデー・アドベンチスト教団の取材では驚かされました。この教団の信徒の平均寿命は、全米の平均より約10年も長いのです。何故でしょう。カリフォルニア州ロマリンダに信徒が集中しているこの教団は、健康的な生活習慣を奨励しているからです。

敬虔な信徒であれば、菜食主義で、タバコは吸わず酒も飲まず、毎週土曜日を安息日としてゆったりとした一日を過ごす、という生活を送っているのです。

今回の取材で、セブンスデー・アドベンチスト教団の信徒たちだけが長寿文化を保っていました(残念ながら、イタリアや沖縄の長寿文化は現在食生活の変化などによって失われつつあります)。私は彼らの教会で撮影をした際、これこそ、この教団が今も拡大し、その文化を保っている秘訣を象徴するシーンと遭遇しました。それは、彼らのバプテスマ式でした」。

 

信仰にとって整えられたライフスタイルは、霊的な質を高めると同時に肉体的、精神的な質をも高めてくれるものだと思います。