以前私は飛行機の中で、機内誌の中の記事に心を打たれました。
それは1992年5月3日に開かれた「モントリオール地球環境国際会議」の席上でインド代表の老爺が語った「チプコ!」というメッセージでした。
私たちはチプコと呼ばれている
チプコはインド語で“抱きつく”という意味
私たちは木が切られないように木に抱きつく
木と共に切られてすでに200人が死んだ
今、あなたがたの国からたくさんの人が来て、たくさんの木を切り、
たくさんのダムを作ろうとしている
ダムができると森が沈み、私たちは生きていけない
このようなことが行われないために、私達10万人のチプコは水に沈む覚悟をした
よく聞いて欲しい 私たちは決して貧しくない、私たちは豊かだ
私たちは何も欲しくない、ダムも電気もお金も
あなた方の宗教は経済 あなたがたの神はお金 あなたがたの儀式は開発
あなたがたの生けにえは地球 あなたがたの神からの贈物は飢えと公害と戦争
開発は自然を殺し、一時の富をもたらすが 永遠の生活と幸せを失う
私たちは開発ではなく、幸せを求めている
小さな土地と小さな水、そして小さな食べ物で十分なのだ
幸せはお城の中ではなく、自然の中にある
悩みは欲の中にあり、幸せとは欲から解放されること
あなた方はどうして、その当たり前のことを 忘れてしまったのか
あなた方はどこに行くのか Yes To life! No To death
罪の結果、私たちが招いた第一の損失事項は、神様に関する知識でした。神様のご性質が理解することができなくなり、神様の愛が分からなくなりました。
やがて人は神様ご自身を見失ってゆきます。神様によって作られたものを神として拝むようになります。さらに、知性や力をあらわすお金や名声を自分たちの神とし、やがて自分自身を神とします。
そのため神様は十戒の初めにそのことを明記しておかなければなりませんでした。
「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない」(出エジプト記 20章3節)。
そしてこのメッセージは今もまた全世界に強調されなければなりません。
「神を畏れ、神に栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい」(ヨハネの黙示録 14章7節)。