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2008年11月 第264号                                         
   SDA教会における什一の位置づけ

               東京中央教会長老・教団理事 弥永 真生  

 教会員は全収入の十分の一を、わが教会の金庫に忠実に納めるように「勧められている」(『2005年版教会指針』194頁)。そして、十分の一をお返しすることは、「交わりのための試金石とはされていない」(『2005年版教会指針』196頁)。したがって、十分の−をお返ししないと教会に出席すべきではないとか、ましてや、教会員としての資格を失うことになるということでは全くない。神さまと教会員一人一人との間の関係、信仰の問題であって、他人が干渉することではない。したがって、いかなる意味においても、一般の信徒については什一が強制されているわけではない。
 しかし、SDA教会においては、祈りをささげ、聖書を学び、また、土曜日を主の聖日として尊ぶのと同レベルであるかどうかは別として、十分の一をお返しすることは、霊的行為の一つである(ルカ12:34参照)、すなわち、私どもが得ている収入の一部は神さまの物であるということを認める行為であると理解している。マラキ書3章8節では、十分の一をお返ししないことは(十分の一は神の物だから)神の物を盗んでいることに当たると(聖書に書かれていることを文字通りに信ずるならば)神さまがおっしやっているが、これは、イエスさまの十字架による犠牲を象徴するものではないから、十字架の死によって廃止されたと考えるのは不自然である。イエスさまも、什一制度を支持されていた(マタイ23:23およびルカ11:42.マタイ22:21およびルカ20:25も参照)。
 そこで、SDA教会は、十分の一をお返しすることは神を信じる者の義務であると「聖書は教えている」と信じている。十分の一をお返しすると生活が成り立たないのではないかと考える方もおられるかも知れないが、そのような場合には必要がないと聖書が教えているとは考えていない。しかし、聖書をどのように理解するかは個人の信仰の問題であって、どのように行動するかは自らが決めることである。





 11月のスケジュール

10/ 4(土)   [説]長池 明夫牧師
          子ども野外礼拝
           役員会、長老会
  / 1(土)〜8(土) 秋の祈祷週
  / 8(土)    [説]茂木 加織副牧師、小羊クラブ
  /15(土)   [説]長池 明夫牧師
           理事会
  /15(土)〜16(日)  聖歌隊合宿
  /16(日)   クッキングクラス 
  /22(土)   [説] 磯部 豊喜牧師、小羊クラブ
  /26(水)   子どもバイブルクラス(英語学校)
  /29(土)   [説] 弥永 真生長老
  /30(日)   教会大掃除
                                                                                                      






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