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2008年10月 第263号
喜びを分かち合う ーSDA全日本大会に参加して 東京中央教会副牧師 茂木 加織 わたしたちが送る信仰生活は、日々、与えられた日常の中で、繰り返されています。日々、同じ毎日を繰り返し、毎週、同じ教会に行き、同じ信仰を頂いている兄弟姉妹と共に神さまを礼拝しています。同じ日々にある時、当たり前という覆いに包まれ、尊いものが見え難くなってしまうことがあるかもしれないことを、以前、説教の中で語らせていただきました。わたしたちは、その当たり前の健康や、当たり前の人間関係や、当たり前に日々ある仕事や、当たり前の財産などを、少し取り上げられることを通して、その中にある尊いものが尊いものとして見えるようになってくるのかもしれません。 今回、同じ全国にいる信仰を共にする兄弟姉妹と出会うため、また、神さまとの新たな出会いを期待して、全国各地から集ってこられた方々と共に貴重な日々を過ごさせていただきました。天国においての喜びは、神さまの子としての再会にもあります。神さまの恵みにおいて、久しぶりに親しい方々と再会できることはなによりの喜びでしょう。この世においても、同じ神さまの子として、共に神さまを賛美し、誉めたたえる時、神さまがわたしたちの心に大きな喜びを与えてくださいます。その喜びは、「無きに等しい者を、あえて選ばれ」(コリント第一1:28)たところから来るものであり、それだからこそ、神さまの御名を高らかに賛美できるのではないでしょうか。誇るべきものは主のみであることをさまざまなことを通して教えられ、共にその御名を誉めたたえる兄弟姉妹がいることを知る時、わたしたちは神の国にいるのだ、ということを改めて確信させられた集会でした。 また、その主にある家族に日々、周りの人々を招き入れてほしい、という神の御声を聞きつつ、与えられている神の愛の眼差しを大きな喜びと共に分かち合っていきたい、そのように心から願います。 「あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたもの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことてある。これを書きおくるのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるためである。」(ヨハネ第一 1:3,4) 坂口 裕一 最近、D,カーネギーの『道は開ける』『人を動かす』『話し方人門』を初めて読んだ。特に前2書は世界各国でベストセラーになり、実在の人物の数々の実例(証し)で満ちている。「他人への奉仕で自分自身を忘れる人間は人生の喜びを見いだすに違いない」「言葉には話す人の品性が現れる」等、証しの書を読んでいるような錯覚を覚える言葉も随所にあり、もっと早く読んでおきたかったと思った。「彼の清教徒的人格の香気と人間に対する深い愛情が全編に漂っている」という一文(『道は開ける』の訳者の前書き)は決して誇張ではなく、押しつけがましい感じなしに聖句も引用されている。未信者を含め知人にもお薦めでき、繰り返して読む価値のある書だと思う。 10月のスケジュール 10/ 4(土) [説]今 勝長老 役員会、長老会 /10(金)〜12(日) 青年修養会 /11(土) [説]金子 盾三長老 小羊クラブ /17(金)〜18(土) 伝道講演会 講師 海老原 行男牧師 /18(土) [説]海老原 行男牧師、理事会 /19(日) クッキングスクール /25(土) [説] 長池 明夫牧師 /26(日) 教会バザー /29(水) 子どもバイブルクラス(英語学校) |