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2006年3月 第232号                                         
 
  新年度も励んでまいりましょう

         
      SDA東京中央教会第一長老 渡部 正廣    
     
 平成18年も、はや3月を迎え、東京中央教会の活動も、長池先生の御指導のもと、各部の長の皆様を中心として、元気にスタートいたしました。
 今回の各部の長の皆様は、比較的お若い、新任のかたがたの就任が目立っているのが特徴のような気がいたします。また、女性長老の三宅光子さんが退かれまして、その後に二人の女性長老さんが誕生いたしました。そして、新しい女性執事長、副執事長の皆様も、新しいベテランのかたがたが引き継いで下さいました。
 本紙の2月号には、そうした新任の皆様が,自らの生い立ち、現在の心境、神様との関わり、福音の宣布などについて語っておられました。
  新年度も、私たち教会員一同、心を合わせて、神様の御用のために働かせていただきましょう。神様は、一人でも多くのかたがたが、福音を信じて救われることを願っておられるのです。
 今、世の中、先行きにますます不安を感じる要素が増し加わり、これから先、どのように生きていったらよいのか、将来への不安感が世の人々の心に重くのしかかっているのが現状のように感じられます。
 イエス様が十字架におかかりになる前夜、不安にとらわれていた弟子たちに向かって、イエス様はお語りになりました。「わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとはことなる…」(ヨハネ14 :27)
 イエス様は、父なる神様のみこころに従って、人類の救いのために、贖いの死を遂げようとしておられました。また、あらゆる罪の誘惑をも退け、どのような外的な苦悩も奪い去ることのできない、内的な平安を持っておられました。この平安を、イエス様は残して下さると言われたのです。この、イエス様が言われた「わたしの平安」とは、父なる神様にしっかりと連なって生きる者に与えられる、神様からの愛の賜物であると私は信じております。
 神様を信じる私たちには、聖霊の神様を通して、イエス様が何時も共にいまして下さり、守り、助け、導いて下さるのです。私たちは決して独りぼっちではないのです。それと共に、私たちの最終的な行き先は天国であることを確信して、生きていきましょう。
 主の御再臨を心から待ち望みながら、日々感謝と喜びをもって生かしていただき、一人でも多くのかたがたを天のみくににお連れいたすのが、神様のみこころであることを覚えて、共に力をあわせて、神様の御用のために励んでまいりましょう。
                                                                                                      






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