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「あんなにも『死にたい』と言っていた人が、国を動かすような発言をするようになった。神に選ばれた人だと思う。神のみこころを受け止めて、私たちは、集まって祈るしかない」。 北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんの母早紀江さんの友人、斉藤真紀子さんの言葉です。早紀江さんは、めぐみさんが拉致されてしばらくして、自宅近くに住んでいた宣教師夫妻の聖書研究会に出席するようになり、クリスチャンとなられました。「人知の及ばないところにある神の存在は、この世の悲しみ、苦しみ、すべてのことを飲み込んでおられるのだ。私の悲しい人生も、めぐみの悲しい人生も、人間という小さな者には介入できない問題なのだ。聖書はそう語りかけてくるようでした」。手記『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(草思社)で、彼女はこのように綴っています。 そして今、「北朝鮮への憎しみはありません」「誰でもいつかは死にます。小さな者で、一粒ですが、そこから後世の平和のために役立つ、めぐみはそのような人生であったと受け止めます。そこから(平和について)多くのことを考えなければならない」と、憎しみではなく平和を願う発言をメディアを通しておこなっています。 苦しみと絶望から這い上がり、このような力強い人生観を持つに至った早紀江さん。その背後には多くの友人達の祈りがありました。そして2000年6月からは、毎月一度、「横田早紀江さんを囲む祈り会」も開催されるようになりました。祈祷会ではいつも悲しみの涙を流しつつも「希望は失望に終ることはない」と語っておられたそうです。9月19日の日朝首脳会談の前日には、「どんなときでもわたしはあなたと共にいる」という聖書の言葉に支えられているということを証しされました。 人は神の存在を知り、祈りを通してその無限の大きな力に触れられる時、こんなにも変えられ、強められていくのです。早紀江さんだけでなく、今、祈りを必要としている方があなたのまわりにもおられるはずです。その方のために祈ってあげられるのは、神様をすでに知っているあなただけなのです。あなたが祈りを通して、素晴らしい祝福を周囲に分かち合うことができますように。(SDA東京中央教会 副牧師 花田憲彦) |
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